細かいところにこだわりを持っています。職人です。
5月28日
実は、昨夜も村上製材所さんでご馳走になっていました。
飲まなければいいのですが、ついついです。申し訳ないです。
しかし、話をしていると、色んなアイディアが出てきます。
村上製材所では、大工の金さんが、夕涼み縁台を作成しています。3個できあがりました。檜造りで、中々の出来映えです。大工の金さんは、家が流され、村上さん宅に避難している方です。
この夕涼み縁台は、仮設住宅に設置して、引きこもりをさせない、新たなコミュニティを作るためのものです。
話をしているうちにひらめきました。
夕涼み縁台に付きものなのは、将棋と囲碁です。そして、うちわ。
縁台に、将棋、囲碁、うちわをセットにして届けたらどうだろうか。即決定です。
夏になると、次は線香花火です。
仮設住宅は、約2200戸以上になります。4戸に一つの夕涼み縁台を設置するとしても、600個の縁台が必要になります。
多くの方に製作してもらう必要があります。高田松原の流木を利用するのも良いかもしれません。
それと、大工さんのノミやカンナが流されてしまい、道具も不足している状態です。
金さんは、私が福井県から来たというと、目を光らせます。越前刃物は良いね。欲しいね。さりげなく語ります。
7時30分
今日は、京都災害ボランティア支援センターから120人のボランティアがやってきます。
しかし、雨です。遠野まごころネットにお願いしていたのですが、今日の作業の中止を決定しました。
京都グループは、午後にでも様子を見て作業に入るということで確認しました。
8時00分
普門寺に行きます。
今日来るチーム福井のバスに、ケセン朝市で販売するラッキョとせんべい、タネっこプロジェクトのヒマワリ種5万粒とトウモロコシ種6千粒が到着します。
しかし、探してもないです。
ラッキョは炊事室に、種とせんべいは女性部屋の入り口に置かれていました。
今日取りに行かなかったら食べられていたところです。
8時30分
ヒマワリとトウモロコシの種を村上さん宅に届けます。
昨夜、一緒に飲んだ、盛岡のHさん夫婦がいます。しばし、上がり込んで、お茶とコーヒーをいただきました。挽いたコーヒー豆もいただきました。キッチンペーパーでいれられるということです。
10時00分
米崎町のKさんの田んぼに行きます。
雨ですので、今日は田植えはありません。山陽テレビが取材に来ていました。最近のマスコミは個人を取り上げることが多いです。
昨日も、Kさんは自然農法で田植えを行うことが、新聞に写真付きで取り上げられました。その日は、Kさんがいる避難所の皆さんは、すごくよそよそしい雰囲気だったそうです。
10時40分
小友町の田んぼを見て回ります。
しばらく良い天気が続いたので、今日の雨ぐらいでは田んぼは全くぬかるんでいません。雨も小雨になってきましたので、京都グループに作業OKの連絡をします。
午後に活動開始です。
11時00分
とにかく今日は、調子が悪いです。疲れがたまっているのでしょう。
昼は肉体を酷使し、夜は内蔵を酷使しています。ダメですね。
なかなか体が動かず、Kさんの田んぼの横で、火をおこしてお湯を沸かして、お茶飲んで、コーヒー飲んで、とダラダラと過ごしてしまいました。
11時50分
あすなろホームに向かおうと軽トラを走らせていると、京都グループから電話が入ります。12時30分頃に、小友町に到着予定です。
軽トラを逆戻りさせて、小友町に向かいます。
12時30分
なかなか京都グループのバスが来ません。
国道45号線から38号線に入ってくるように指示したのですが、待っていても来ません。
すると、全く逆方向から大型バスが来ます。大変な道を通ってやってきました。
京都の皆さんを出迎え、陸前高田、小友町の状況を簡単に説明し、作業に入っていただきました。
13時10分
今日はダメです。
午後は、休んで、一関市まで買い物に出かけました。
書店に行くためです。
地元の方と話をしていると、岩手県、陸前高田市の歴史を全く知らないために、話についていけなくなります。これではダメです。陸前高田で生活する限りは、地元のことをもっと知る必要があります。陸前高田の人間になるための勉強です。
14時00分
一関市の大東町図書館に行き、郷土史などを調べます。
一関市の図書館ですから、陸前高田に関する本はあまりないです。
メモを取り、本屋に向かいます。
14時30分
一ノ関駅前の北上書房に行きます。
3冊購入しました。
岩手県の歴史 山川出版社(岩手県の歴史本です)
コミックいわて 岩手日報社(岩手県ゆかりの漫画家描き下ろし)
北の将星 アテルイ 伊藤満氏 無明舎出版(大和朝廷と闘った勇者アテルイの物語)
14時50分
北上書房の近くに古書店を発見しました。当然行きました。
7冊購入しました。
負けるな方言 小松代融一氏 (地元の方言研究者の本)
気仙郡に於ける方訛言 管野嘉七氏(明治時代の方言研究で、遺稿集)
ヒタカミ黄金伝説 山浦玄嗣氏(ケセン語入門の著者です)
ごちそうさま、おふくろの味 岩手の郷土料理(岩手の郷土料理をまとめた本です)
東北民衆の闘いと文化 民族芸術研究所(生活と闘い、思想と文化論文集)
みちしるべ 今泉の先人物語(気仙公民館協議会が発効した地元史)
一関・両磐・気仙の100年(明治、大正、昭和100年の写真集)
17時00分
村上製材所さんに行き、大工の金さんとしばし話をしました。
一日にできる夕涼み縁台は4台です。生活がありますから、稼がなければいけないですが、道具が流されてしまっています。
道具も流されてしまいました。残ったノミなどは錆が出ています。





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