現地報告5月2日

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あまりにも小さくて分かりませんが、オレンジ色で統一した、チーム福井のダンプ軍団です。

5月2日

7時50分
青松館せせらぎに行きました。
軽トラを洗車するためです。今日は連休の合間の平日ですので、支援物資を保育所に届けてきます。
連日の瓦礫撤去、側溝の泥だしなどで、軽トラダンプが大活躍し、そのかわりドロドロになっています。
さすがに、この状態では荷物は載せられません。
青松館せせらぎは、何故か水が出ます。

8時30分
軽トラダンプが綺麗になったところで、普門寺に行きました。東京と福井から送られてきた、保育所への支援物資を積み込みます。

8時45分
給油のために、瓦礫の中だったガソリンスタンド、細川商店に行きました。
細川商店の周辺は、結構瓦礫が片付きました。最早、瓦礫の中のガソリンスタンドとは言えなくなっています。
しかし、相変わらずの手回し給油です。
福井から戻っての初給油でしたので、細川商店の皆さんも、軽トラがダンプに変わっているのでビックリしていました。しばし、ダンプ論議を。
皆さん、軽トラで福井から来たのにはビックリされます。軽トラはそんなに辛くないです。車内では眠れませんが。
9時00分
りんご園の瓦礫撤去現場に行きました。
横に作業が繋がっていますので、その確認です。チーム福井も2泊3日で変わっていくために、現場と、進行状況を確認しておく必要があります。
チーム福井の作業は、りんご園から隣の個人住宅へ移っていました。また、ボラセンからの派遣メンバーは、りんご園のご主人宅の撤去作業です。チーム福井のダンプ軍団も加わっています。

9時30分
下矢作の現場に向かいます。
昨日までは、団体で入ってもらっていたのですが、今日は少人数グループが入ってきています。
その各グループから、作業場所がわからないという電話が、引っ切りなしにかかってきます。その対応で右往左往してしまいました。
下矢作の現場で、いつもメールをいただいているH氏と会うことができました。
区長さんに連絡して、後の調整をお願いしました。

10時20分
遅れていた、難民支援協会チームが米崎の現場に到着したとの連絡が入り、直行しました。
雷神地区の田んぼを一斉に綺麗にします。作業の段取りを説明して私は移動です。

11時00分
気仙町長部保育所に行きました。
東京、福井からの支援物資を届けます。東京からは、三輪車など、福井からはタオルケットです。
この辺りは漁港だったために、魚の腐敗臭がひどいです。また、今日は風が強く、いろんな物が飛んできます。長部保育所に来る途中で、前の自動車に、飛んできたブリキが激突しました。かなり危険です。

12時00分
あすなろホームで昼食です。
アブラ麩(?)の卵とじ丼、野菜スープ、バナナ、豆乳でした。珍しいものをいただきました。ごちそうさまでした。

13時30分
広田保育所に到着しました。
同じく、東京と福井から送られてきた支援物資を届けました。
東京からは、コンビラック(?)。福井からはタオルケットです。ありがとうございました。

14時00分
各被災地の状況調査に回りました。
傾いた家の前で、黙々と作業をしている方に話しかけました。
5月6日以降に全壊家屋の解体が始まるそうで、それまでに必要な物は運び出さなければいけないそうです。
何から手を付けて良いのかわからない状態で、どれも思いがあり、全て出したいということもおっしゃっています。しかし、家は傾いてしまっています。
話しをしていても、とても辛いです。多少危険でも、何とかしたいです。
次に、りんご園で作業をしている方と話しをしました。
ここは、農道が今でも、何カ所も瓦礫により通行不能になっています。そのために軽トラも入れません。
ひたすら一輪車で、遥か彼方から瓦礫を運んで来ています。とても大変です。農道を塞いでいる瓦礫処理は何時になるのか、行政が対応できないのなら、自分達で行動したいです。悩み所です。
ゴールデンウイークのボランティアが多く来るときに作業できないでしょうか。農道の瓦礫処理に関して、明日にでも陸前高田市仮庁舎に聞きに行きます。
今日回ったところは、通りからも離れた、目立たない場所です。そのために忘れ去られている感じです。
無力感を感じます。

15時00分
米崎小の横、雷神地区の作業状況を確認しに行きます。
あと2日ぐらいで終了でしょうか。

16時00分
今日は大船渡市のケーズデンキに買い出しに行きました。ついでに、その横のMAIYAで買い物です。

17時30分
社協の災害ボラセンにニーズ依頼に行きました。
毎日新聞の取材、チーム福井の活動についてです。様々な活動を継続して展開しているのが注目されています。ダンプ軍団も全国ニュースになったみたいです。

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