現地報告 9月1日

これから先、陸前高田市民の心のよりどころとして、優しく微笑み続けるおやこ地蔵尊。

9月1日

9月に入りました。
今日も引き続き暑い日になりました。
落慶法要・記念式には約200人の方が参加してくれました。
暑い中、本当にありがとうございました。

6時40分
竹駒町の事務所にいきます。
いつものようにメールチェック、返信、その他事務作業をしていきます。
また、ニュースチェック。

8時00分
けせん朝市です。
お酢と手拭いの準備です。
今日は落慶法要・記念式ですので居られません。
任せました。

8時40分
鈴木旅館に戻ります。
落慶法要の準備、久し振りのスーツです。
前回着て、そのままの状態で押し入れに保管しておきました。
黴が生えていなければいいのですが。
大丈夫そうです。

9時10分
普門寺に行きます。
既に多くの関係者の皆さんが準備しています。
私も準備です。
多くの方が集まって来ました。
受付で配った、経過と、お地蔵さま、お堂に関する説明を転載しておきます。

==================================

曹洞宗海岸山普門寺 木造地蔵菩薩立像(おやこ地蔵尊)及び地蔵堂
 
1.造像及び造立の経緯
 
 平成23年3月11日、陸前高田市は東日本大震災に伴う津波で壊滅的な被害に遭い、ガレキの山と化しました。その状況は筆舌に尽くしがたいものであり、国指定名勝地であった高田松原の松も、津波でほとんどがなぎ倒されました。ガレキとなってしまった松でしたが、地元有志の手によって回収され、平成23年11月に、長野県・信州善光寺の立案により、仏像造像による供養を行う運びとなりました。そこで仏像制作を東京芸術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻保存修復彫刻研究室に依頼し、被災した松材による地蔵菩薩立像四軀を制作することになりました。
 制作過程では、平成24年1月4日、陸前高田市サンビレッジ高田(スポーツドーム)にて、善光寺のご住職方と陸前高田市民の皆さんで、造仏の儀式である「鑿入れ式」(儀礼的に鑿を木材に入れ、縁を深める儀式)を行いました。
 平成24年3月7日には、長野県善光寺本堂内陣において開眼法要、11日には同寺で東日本大震災被災者一周忌法要が、それぞれ執り行われました。その後、地蔵菩薩立像は「おやこ地蔵尊」と命名され、平成24年4月23日には、曹洞宗海岸山普門寺にて開眼法要が執り行われ、同寺に三軀、善光寺に1軀を安置することになりました。
 そして、「おやこ地蔵尊」の普門寺安置にあたり、新たに地蔵堂を計画しました。設計は、同大学院文化財保存学専攻保存修復建造物研究室が行い、地元村上製材所が施行、平成24年9月1日に落慶を迎えました。地蔵堂制作にあたり善光寺のご勧進や池田木材株式会社、JX日鉱日石金属株式会社の厚いご寄進により完成に至りました。
 
2.木造地蔵菩薩立像(おやこ地蔵尊)             3軀
 
                                                              東京藝術大学大学院文化財保存学教授
                                                                                      藪内佐斗司
 
 このたびの地蔵建立事業は、ふだん、仏像の研究や修復に携わっている研究室の若いスタッフた学生にとって、自分たちの先祖がなぜ仏像を造りつづけ、それを守り伝えてきたのか、そして現代に生きる自分たちがなぜ仏像を修復し新たに制作するのかという根本的な問いかけの機会とさせてもらえました。数百年にわたってこの町を守り続け、3.11の津波で浚われた無慮数万本の松の一部を材料に彼らが制作したお地蔵さまに対して、被災地のみなさんが涙を流し、万感の思いで手を合わせ、そして微笑んで下さる姿に触れたとき、仏像が、文化財や美術品であるまえに、手を合わせる対象であり、人を救う存在であることを、これほどはっきりと教えてもらえたことはありませんでした。たくさんの人の思いと、仏に姿を変えた松の木に、こころより感謝を申しあげたいと思います。
 
3.地蔵堂                          1棟
 
                                                              東京藝術大学大学院文化財保存学教授
                                                                                        上野勝久
 
 地蔵堂は、正面1間、側面1間の方形厨子風としました。派手な装飾などは一切用いず、柱と正面の舟肘木を大面取にすることで古代建築の特性を継承させることとしました。イメージとしては東北の地に仏教文化が開花した平安時代を想定し、それに相応しい質実な意匠としました。
 全体の高さを低平にしたのは、おやこ地蔵と子供の目線をほぼ同じくらいに合わせたことに寄ります。内部は板床ですが、仏像の安置部分は保存を考慮して2重床としました。屋根頂部には鎮魂の意味を表すため、宝珠を載せました。
=======================================
 
今日の式には、実際におやこ地蔵尊を彫った東京藝術大学の方も参加してくれています。
感無量なものがありますね。
 
 
落慶法要・記念式の準備です。
 
 
既に多くの参拝者が来て手を合わせています。
 
11時20分
11時の開始予定でしたが、善光寺さん、東京藝大関係者のマクロバスが遅れてしまいました。
そのために少し遅れて法要がスタートです。
法要の最後には、檜材を提供してくれた池田木材さんの木遣り歌が奉納され、参拝された方の心が一つになるような木遣りの合唱に。
 
 
法要が始まりました。
 
 
200人ぐらいの方が参列、お焼香をしています。
 
12時00分
会場を地蔵堂前から本堂に移し、式の開始です。
司会はこの日茅ヶ崎市がら来てくれたWさんです。
主催者挨拶、感謝状贈呈、経過報告、来賓挨拶、市長挨拶と続きました。
その後、ソプラノ独唱、コカリナ演奏と続きました。
式典の良くまとまっていて、感動的な内容でした。
関係者の方々の挨拶も心にグッと来るものがあり良かったです。
 
 
引き続き記念式、100人以上の方が残ってくれています。
 
 
オカリナの演奏風景。ソプラノの独唱もありました。
 
13時30分
会場をクローバーに移して昼食会です。
クローバーは、45号線沿いからアップルロード沿いに移転しています。
移転後初めて行きました。
美味しくいただきました。
 
15時00分
竹駒町の事務所に戻ってきました。
ブログ更新です。
この後、反省会があります。
早めにブログ更新、鈴木旅館で休憩し、出かけます。
今日の落慶が終了し、お地蔵さんプロジェクトも一息です。
次は、広田町大野仮設公民館建設、下矢作たねっこまくべえ会ヒマワリ刈り取り作業に全力です。
 

コメント