現地報告 2月15日

2月15日

気温も少しずつ暖かくなっているような気がするのですが、やはり寒いです。
特に風が出てくると寒さを感じます。
車に乗っていると、日が照ると暑く、曇り空になると寒くて、といった感じですね。
インフルエンザも流行っていますが、私は日頃のアルコール消毒のおかげで、無事です。

8時30分
東京社会福祉士会の打ち合わせです。
今日は、大船渡、広田方面に行きます。

9時10分
青松館分館せせらぎに行きます。
ほおずき等の畑を見せてもらいます。
耕作放棄地だったところを地元の方に頼まれて耕し始め、どんどんと拡大しているようです。
しかし、この津波で、借りていたトラクターが全て流されました。
また、被災地全体でトラクターや農業機械不足で、なかなか入手できません。
干し柿をいただきました。

青松館のほおずき畑。

10時00分
大船渡の福祉の里にある、慈愛ディサービスセンターに行きます。
慈愛ディサービスでのボランティア派遣について打ち合わせです。
A所長さん、東京社会福祉士会+かながわ金太郎ハウスの2人です。
慈愛では、重度、困難な問題を抱えた方が多く通所してきています。
しかし、職員は少なく、ホールに利用者さんだけになってしまう場合もあり、見守りが不十分になってしまう恐れがあります。
この施設でしか受け入れられないような方が、災害後に増えています。
その部分をカバーするためのボランティア派遣についてです。
具体的には、ボランティアの宿泊から、コーディネート、専門職派遣までを行っている、かながわ東日本大震災ボランティアステーション遠野センターに依頼しました。
また、A所長さんは、地方の施設が抱えている問題、単価の問題や補助金の問題など様々な課題を抱えて頑張っています。
しかし、制度的な問題が多くて力になれないのが残念です。

慈愛ディサービスセンターにも、つるし雛を贈呈です。

11時00分
同じ敷地内にあり、同じ系列法人の星雲工房に行きます。
ここは、あすなろホームと同様に、お菓子作りを中心に事業を行っています。
あすなろホームは「ゆずクッキー」など柚製品、星雲工房は「みそクッキー」など味噌製品が中心です。
八木澤商店さんの味噌を使っているとのことです。
星雲工房には、4月以来の訪問ということです。
私は始めてきました。
施設の活動、事業について説明を受けました。
やはり抱えている課題は、職員の研修についてです。
利用者のニーズが変化、多様化する中で、それに応えられる職員育成が必要なのですが、それにピッタリとあった研修制度がないとのこと。
どうしても職員研修は資格取得といったものが多いですが、全員がサービス管理責任者と同じ役割を担えるようになって欲しいといっています。

星雲工房でも、つるし雛をわたしました。

12時20分
大船渡屋台村に行きましたが、水曜日でどこも休み。
途中、ファミリーマートで昼食を購入。
自動車内で食事です。

12時50分
作業所キラリに行きます。
Oさんと打ち合わせです。
訪問先での対応について報告します。
軽度知的障害者の問題について話を聞きます。
様々な問題が出てきているようです。
また、義援金をだまし取られたり、お金に関することも多いようです。

14時30分
広田保育園に行きます。
支援物資に関する状況調査です。
今後、広田保育園横の、水産高校校舎の取り壊しが始めるそうで、粉塵飛散が心配ということ。
子どもたちのマスク着用が必要とのことです。
マスクは使い捨てですし、毎日何枚か使うものですから、大量に必要になってきます。

16時00分
陸前高田市災害ボランティアセンターに行きます。
専門職派遣について、最近のボランティアニーズについてHセンター長から話を伺いました。
まだ、瓦礫撤去のニーズが多いようです。

16時50分
近くの仮設住宅で、東京屋さんのチラシを配布してきました。

17時10分
maiyaで買い物です。

17時40分
鈴木旅館に戻ります。
ブログ更新です。

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