陸前高田市で本格的活動開始

3月19日

陸前高田市の災害対策本部(給食センター)前にボランティアセンターを設置しました。受け付け自体は17日からスタートしていますが、ようやく独自の受付場所を確保しての活動スタートです!

3月19日

陸前高田市でのボランティアセンターに朝8時から入りました。
とにかく2人で頑張っている地元社協の応援です。
地元社協そのものが壊滅状態ですし、ボランティアセンターを受け持っている職員も大変な状態で救助されているような方です。苦難に負けずに必死に頑張ってボランティア受付を開始していました。

8時過ぎに現地に入りました。17日に予め現地の状況調査をしていますので、福井派遣団はスムーズに業務を引き継ぐことができました。
とりあえず今日の目的は、現地の社協職員の負担を軽くすることと、ボランティアセンター業務を立ち上がらせるためです。

午後には、岩手県社協から物資が届き、今までは2階の一角でボランティア受付をしていたのを、災害愛作本部である給食センター正面にテントを立て構えました。

さらに、全国社協からの支援も入り、打ち合わせを行い、当面の当面の活動に関して意見交換を行いました。遅れていますが、これからです。

陸前高田市の社協職員はほとんどが消息不明状態です。
今からボランティアセンターを進めていくと同時に、社協そのものを再構築していく段階です。
ようやく携帯電話の復旧し始めています。(固定電話はだめです)電気は一部分復旧しています。後のインフラはまだまだですが、着々と進んでいることは間違いないです。

現在は給食センターの狭い場所であらゆる業務をこなしています。私もボランティアセンターに張り付いている間に、不明者の問い合わせや、死亡届に関すること、物資に関する問い合わせ、避難所に関する問い合わせ、電話回線に関すること、などなどを聞かれましたし、涙の再会場面にも出会わせています。

たしかに色んな面で遅れています。そのことが被災者対応の遅れに繋がっています。
しかし、今日ボランティアにきてくれた方はほとんどが地元の方で、しかもかなり長期間で活動してくれる方が多いです。地元の方が頑張る姿を見れば、復興も必ずできると確信できます。

明日は、福井派遣団、全国社協、福井県社協、東角さん、地元のJCなどがそろいつつあります。
応援態勢は整いつつあります。
活動が陸前高田市復興と陸前高田市社協の再建に繋がるように頑張ります。