3日目です。

3月17日の報告です。

今日は、県社協、SeRB、福井県派遣団で、陸前高田市、大船渡市を回ってきました。
目的は現地でのボランティアセンター立ち上げに関する状況把握と打ち合わせです。

現地は大変な状態です。特にガソリン、灯油が問題です。
また、県外から窃盗グループが入り、日中でも活動しているようです。
中学生の車上荒らしグループも出没、壊れた店舗からの窃盗も横行しているようです。

ボランティアセンターを立ち上げるにも、ガムテープなどの文具類も何もない状態で、社協では金庫もなくなってしまい(流されたか盗まれたかわからない)、買いに行くにもお金が全くないのとのことです。
また、農協職員を語り、通帳をだまし取る詐欺師も出ています。

陸戦高田市も大船渡市もボランティアセンター立ち上げのためのノウハウも物資もお金もない状態です。
とにかく、燃料と電話が安定供給されるまではボランティアを受け入れることすらできません。
対策本部とボランティアセンターと物資拠点と避難所の連絡体制がとれてないです。
何か考えられないでしょうかね。
電気が通れば、電気バイクを近距離間の連絡手段にするとか、(自転車も有効ですが、田舎なので離れている)、いろいろな知恵を出す必要があります。

明日は、今後のボランティアセンター立ち上げに向けたスケジュール等、また福井からの支援について打ち合わせします。