今日は、災害対策本部ミーティング、地域福祉課(ボランティア、仮設住宅対応)、緊急物資センター現場、岩手県社協、盛岡市避難所、に行ってきました。
①物資関係
・岩手県では企業、団体、他行政からの物資しか受け付けていません。
物資はかなり集まっていますが(まだまだ少ないですが)、被災地への配送がスムーズにいっていません。
県の物資センターから被災がひどい11市町へ物資を届けています。(それ以外の市町村は独自で対応)
ようやく道路が復旧し始めているので、10トントラックで物資を運ぶことができはじめました。(以前は4トン車)しかし、11市町の拠点から各避難所への配送が滞っています。問題は燃料不足、そして人手不足です。
②ボランティアセンター
・岩手県社協ではボランティアを受け付けていません。盛岡市社協はボランティアを受け付け始めました。
ただ、盛岡市指定避難所が岩手県社協が入っている施設のため、岩手県社協も同時にボランティア受付をしています。
・今後の対応ですが、現在被害が大きかった市町村の状況把握を県社協が行っている状況です。
特に大槌町、陸前高田市は全社協職員が消息不明といった状態です。社協が消えた状態です。
その後の方向ですが、4地区に分けボランティアセンターを立ち上げます。
住田町に拠点
対象エリア 陸前高田市、大船渡市
遠野町に拠点
対象エリア 釜石市、大槌町
宮古市旧新里村に拠点
対象エリア 宮古市、山田町
久慈市に拠点
対象エリア 岩手県の北部の町村(比較的被害が少ない)
この4拠点にセンターを設けてボランティアを受け入れていく。ということです。
今後の課題としては、4拠点の支援体制をいかに早く構築していくかです。
しかし、燃料の安定供給が実現し、当面の自衛隊による活動(人命救助と瓦礫処理)が終了が当面の課題です。
ボランティアセンターの役割としては、物資と避難所対応ですが、これも燃料の安定供給がないと受け入れは非常に難しいですね。
本格的な活動が開始されるまでのセンター構築にぜひとも関わり、地元とも信頼関係を今から作る必要があります。
明日(17日)は県社協の方々と被災地(陸前高田市、大船渡市、釜石市、大槌町等)の調査に入ります。