岩手県盛岡市に到着しました。
朝6時に県庁前を出発しました。
まず岩手グループが出発、夕方6時には宮城グループが出発。そして明日、福島グループが出発です。
まずは北陸自動車道。通行量は普段通りです。
新潟に入るとガソリンスタンドの給油制限があります。
ただ、スタンドによって対応が違うようで、災害復旧車両には無制限のところもあれば、全てに20リッターまで、というところもあります。
次に磐梯自動車道。途中からは緊急災害復旧車両のみが通行可です。
ほとんど通行していないです。ガソリンスタンドは給油制限ありでした。
また、サービスエリアの食事制限(限定メニュー)になっていますので、腹ごしらえは北陸自動車道でした方が良いです。
東北自動車道に入ると、高速道路が波打ち始めます。車酔いします。
しかし、交通量は少なく、緊急物資のトラックが走っていないことを実感します。
ガソリンスタンドは制限されていますし、売り切れのスタンドもあります。
ただ、ハイオクガソリンだけはどのスタンドも余っているようです。
ところが、宮城を過ぎて岩手に入ると、満タン給油できました。
岩手県盛岡市に6時に到着。途中休憩も多々しましたが、約12時間で着きました。予想以上に早かったです。
岩手県庁の災害対策本部を訪問。宮城県にはすでに福井県職員を含めて多くの県職員が入っているのですが、岩手県には他県から入っている様子はなかったです。岩手県職員と自衛隊員、海上保安庁といった方々が動いています。
また、県庁周辺もあまり慌ただしくないです。(県庁の中は騒然としていますが)
とりあえず挨拶をして、明日朝8時半に行われるミーティングから参加することになりました。福井から行った4名のうち、2名の県庁職員は、明日から岩手県災害対策本部での行動になります。
私と福井県県民活動課酒井さんは、ミーティングに参加し全体状況を把握した後、ボランティア関係、物資関係、避難所関係の状況把握のために行動開始です。
ジワジワと海の方に移っていきます。
盛岡市ですが、全体に落ち着いています。居酒屋も含めて飲食店もぽつぽつと開いています。電気も通っていますし、携帯電話も通じます。我々が宿泊しているホテルではお湯も出ます。(リネンは止まっているのでシーツ交換など無しですが)
このようにインターネットも接続できます。
岩手での災害ボランティア活動は当分の間は盛岡市を拠点に進めるのが良いのではと思います。被害が大きい海岸地帯には今後調査をしていきます。